講演会“旅行者へのもてなしの伝統 日本とイタリア 二国比較”
[2007/4/27 up]



4月23日(月)、東京・九段下のイタリア文化会館で講演会“旅行者へのもてなしの伝統 日本とイタリア 二国比較”が開催された。 講演者はローマ ラ・サピエンツァ大学のルイジ・マリア・ロンバルディ・サトリアーニ教授。サトリアーニ教授は自信の出身地であるカラブリア州の習慣なども織り交ぜながら、南イタリアに残る「贈り物」を通しての習慣、他者へのもてなしの例を解説した。
後半は大阪外国語大学森栗茂一教授との対談。四国巡礼を例に挙げながらスライドなどを用い、システムとして成立している日本のもてなしの形を紹介した。 サトリアーニ教授は「他者へのもてなしはイタリア各地に残る宗教や食文化によって培われており、各地方別に特色が豊かだ。中でも多くの民族に統治され、支配者が変わってきた南イタリアでは、多様性が非常に高い」と語り、森栗教授が「そのような南イタリアでは宗教や倫理観を越えて、魂のふれあいができる。そしてそのようなふれあいを求め、参加型の交流、観光プランを提案していくべき」と答えた。 講演後のビユッフェでは麹町のエリオ・ロカンダ・イタリアーナからカラブリア料理が用意され、先ほどの講演内容通り、郷土料理の良さ、南イタリアの懐の深さを参加者全員で味わった。






























